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GHの症状について

Q1感染から時間がたってからの初発症状は?

検査で単純ヘルペスウイルス1型、2型の抗体があるといわれました。今まで症状が出たことはないのですが、今後発症するとしたら初めて感染した時のような激しい症状が出るのでしょうか?

A1一般的に、初めて感染したときに症状が出る場合には、激しい症状となります。あなたの場合は、以前に感染していたのに、そのときには症状が出なかったのですね。その後、何らかの刺激で潜伏していたヘルペスウイルスが再活性化され症状が初めて出現するような場合には、初感染のときよりも症状が軽いことが多く、治癒までの期間も短いとされています。ただし、そのときの免疫の状態などによっても症状の程度が変わってきますので、場合によっては初めて感染したときのような激しい症状が出る可能性もあります。

編集協力:本田まりこ先生(まりこの皮フ科 院長/東京慈恵会医科大学 皮膚科 客員教授)

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Q2再発時は初発のような激しい症状?

再発のときは初発と同じような激しい症状になりますか?

A2GH(性器ヘルペス)の初感染では、痛みの症状が非常に強く、時には排尿困難に陥ってしまうことがあります。 ヘルペスは再発しやすいため、うまく付き合っていくことが大事ですが、幸い再発時の症状はそれほど強くありません。
初感染の場合は、感染が起こってから1週間程度の潜伏期間の後、水疱が一気に出て、それがつぶれて潰瘍化してというような経過をたどります。 おかしいなと思ってから数日後、症状がひどくなったころに、あわてて受診するという人が多いようです。
しかし、再発は、何か変だなという違和感やむずがゆさで気がつく人が多く、水疱が多少できることもありますが、初感染のときのように潰瘍化したり、排尿ができなくなったりというようなことは少なくなるようです。 また、再発時に、足が重くなったり、痛みが出てくるといった神経症状がみられることもあります。
再発した場合も抗ヘルペスウイルス薬(=抗ヘルペスウイルス剤)を早めに服用すると回復が早いので、おかしいなと思ったときにすぐに受診できるように、 職場の近くや夜間も診察しているところなど、かかりやすい病院を見つけておくとよいでしょう。

編集協力:早乙女智子先生(神奈川県立汐見台病院 産科 副科長)

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Q3前兆にはどんなものがありますか。

再発の前兆があったらすぐに治療すると、治りも早くなるとのことですが、前兆にはどんなものがありますか?

A3GH(性器ヘルペス)の再発は、精神的ストレス、性交渉、生理、発熱、疲労などが原因で起こります。その約8割に、腰痛、ひざから下の足のしびれ感など神経痛のような症状の前兆が数日前から起こりますが、前兆がみられる同じ患者さんでも全く前兆が現れずに再発することもあります。しかし、多くの患者さんが数時間前から、局部のかゆみ、違和感や痛みなどを感じるようです。

編集協力:本田まりこ先生(まりこの皮フ科 院長/東京慈恵会医科大学 皮膚科 客員教授)

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Q4再発時の症状は? 回数を減らすには?

再発の症状はどのようなもので、回数を減らすためにはどのようなことができるでしょうか?

A4再発では、数時間前より、局部のかゆみ、違和感や痛みが認められます。精神的ストレス、性交、生理、発熱、疲労などの誘因後2~3日間で、限局した部位に赤く腫れた紅斑がみられ、次いで水疱、びらんが生じ、2~14日で治ります。またGH(性器ヘルペス)に初感染後、おしりに再発として発症することがあります。再発させないためには、精神的ストレスなど再発を引き起こす原因に気をつけることが大切です。

編集協力:本田まりこ先生(まりこの皮フ科 院長/東京慈恵会医科大学 皮膚科 客員教授)

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Q5口唇ヘルペスの感染が別部位に現れる?

口唇ヘルペスからの感染が性器や別の部位に現れることはありますか?

A5単純ヘルペスウイルスは1型と2型に分けられます。それぞれウイルスの再発部位が異なります。1型は主に口唇ヘルペスとして発症することが多いのですが、からだのどの部位にも感染し、主なところは唇、口の中、顔、目(角膜)などです。1型のウイルスは症状がないときでも唾液中に排泄されるため、キスやオーラルセックスによって、相手の口の中、喉や性器などに感染させることがあります。一方、2型はほとんどがGH(性器ヘルペス)として性交渉によって性器に感染、発症します。再発例では圧倒的に2型の感染例が多く、1型では再発は少ないとされています。

編集協力:本田まりこ先生(まりこの皮フ科 院長/東京慈恵会医科大学 皮膚科 客員教授)

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Q6下半身の重さや麻痺の感じはGH?

数日前、GH(性器ヘルペス)と診断されました。内服薬と塗り薬を使用していますが、下半身が重く太もも、お尻、足の先まで麻痺しているような感じがします。これはGHの症状なのでしょうか?

A6単純ヘルペスウイルスの初感染では、通常強い症状があらわれます。性交渉などの感染の機会があってから2~7日の潜伏期の後に、突然性器に痛がゆさを伴って発症します。発症すると痛みが徐々に強くなり、特に女性では排尿や時には歩行も困難になり、入院を余儀なくされることもあります。初感染では単純ヘルペスウイルスに関する免疫がないため重症化しやすいのです。ご質問者の方の場合、痛みが強すぎるために麻痺のように感じていると思われますが、まれに髄膜炎を起こして頭痛・発熱、時に嘔気・嘔吐、尿閉などを起こすこともあります。

編集協力:本田まりこ先生(まりこの皮フ科 院長/東京慈恵会医科大学 皮膚科 客員教授)

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Q7GHは年齢により症状、回数が変化する?

GH(性器ヘルペス)は年齢に関係して症状、再発回数は変化しますか?

A7ヘルペスウイルスは、抗体などの液性免疫ではなく、主に細胞性免疫が再発頻度を決定し、また病変の治癒に関与します。再発を頻回に繰り返す患者さんは、単純ヘルペスウイルス(HSV: Herpes Simplex Virus)に対する細胞性免疫が低下していることが明らかになっています。従って、ヘルペスの抗体価が高くても再発を繰り返すことがあります。ヘルペスは、時間とともに再発頻度は減少しますが、ゼロにはなりません。
また、病変も軽く、皮疹も1mm程度になっていきます。また、加齢とともに性器に再発せずに同じ神経領域である臀部に再発を繰り返すご老人もいます。

編集協力:本田まりこ先生(まりこの皮フ科 院長/東京慈恵会医科大学 皮膚科 客員教授)

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Q8GH再発を繰り返していても自然治癒するの?

性器ヘルペスで悩んでいます。いつも生理やかぜで熱が出たときに再発をします。なかなか病院へ行けないことも多く、再発して7日間くらいして病院へ行くような結果になるのですが、病院へ行かなくても自然治癒するものでしょうか?

A8性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV: Herpes Simplex Virus)によって引き起こされる疾患です。再発の場合は初発と比較して一般的に症状は軽いと言われていますので、免疫機能が正常であれば、病院へ行かなくても1週間程度で症状は治まります。しかし、単純ヘルペスウイルスは、一度感染すると神経節の中に潜み続け、過労、かぜ、ストレスや月経などの際にウイルスが活性化し、再発を繰り返します。
抗ヘルペスウイルス薬による治療が確立しているため、症状の早い段階で医師に相談すれば、症状を軽減することや、治癒までの期間を短縮すること、再発の影響を最小限に抑えることが可能です。忙しい場合、時間をつくることは大変だとは思いますが、気になる徴候が出たときにはすぐに病院へ行くように習慣づけることをすすめます。

編集協力:早乙女智子先生(神奈川県立汐見台病院 産科 副科長)

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Q9GHが性器の周囲まで広がることはある?

GH(性器ヘルペス)が性器の周囲(お腹や胸の辺り)にまで広がってしまうことはありますか?

A9通常、GH(性器ヘルペス)の病変は限局していることが多いのですが、アトピー性皮膚炎などの慢性的な皮膚疾患をもった人では、もともと皮膚が弱いので、病変を触った手などで他の部位を触ることによって、ウイルスの感染を広げてしまうことがあります。このように慢性的な皮膚疾患をもった患者さんに発症した単純ヘルペスを、カポジ水痘様発疹症と呼んでいます。特殊なことではありませんので過度に心配する必要はありませんが、熱が出たり、病変に細菌が感染して重症化したりすることもありますので、できるだけ早く受診して適切な治療を受けたほうがよいでしょう。

編集協力:本田まりこ先生(まりこの皮フ科 院長/東京慈恵会医科大学 皮膚科 客員教授)

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